Amazon Kindle 一人勝ちか

あなたはどの電子書籍を思い浮かべるでしょうか。Appleの「iBookStore」や紀伊国屋書店の「Kinoppy」、楽天の「Kobo」などの電子書籍が存在しますが、多くの人がAmazonの「Kindle」を思い浮かべるのではないでしょうか。

実際に、Amazonの電子書籍である「Kindle」は日本国内の電子書籍のシェアの半分を超えているといわれています。それに続く、Appleの「iBookStore」が2割弱で、日本の紀伊国屋書店の「Kinoppy」と楽天の「Kobo」はともに1割ほどのシェアにとどまっています。現状として「Kindle」は日本国内の電子書籍シェアを独走しているといってよいでしょう。

人気の秘訣はAmazonブランドの信頼性の高さやコンテンツの充実などがあげられます。この独走のなかで、紀伊国屋書店の「Kinoppy」と楽天の「Kobo」などの日本の電子書籍業界は対抗していくことができるのでしょうか。電子書籍の価格はどこもあまり大差はなく、拮抗しているようです。

コンテンツ数において、実は日本の楽天の「Kobo」はトップシェアです。紀伊国屋書店の「Kinoppy」もそこまで劣っているわけではありません。この事実は意外に思う方も多くいられることでしょう。価格はほぼ互角、コンテンツ数も充実しているのにもかかわらず、ではなぜこれほどにもシェアに大きな差が生じてしまったのでしょうか。それは信頼感の違いであると思われます。

Amazonはオンラインショッピングにもかなり力を入れており、多くの人が利用し、商品数の充実度やサービス、利便性の高さを実際に感じています。そのオンラインショッピングにおいて、批評をあまり聞いたことがありません。そこで勝ち取った信頼度は高く、そのブランドである「Kindle」も間違いないだろうと考えて、それを利用している人も多くいます。それに対して、コンテンツ数が上回る「Kobo」は不親切な形でサービスを開始し、コンテンツ数を水増しするなど、信頼を落とすことをしてしまっています。

したがって、日本の電子書籍がこれから対抗していくには、ブランドの信頼度の回復や特徴的なサービスを開始する必要があります。